泣ける・・・本当によかった

1 朝一から閉店までφ ★ :2022/07/04(月) 17:24:36.50
2022年07月04日 06:00 野球

 【セ・リーグ 阪神3-0中日 ( 2022年7月3日 バンテリンD )】 涙にぬれた復活星だ。阪神・才木浩人投手(23)が3日の中日戦で5回無失点の快投を見せ、19年5月1日の広島戦以来、1159日ぶりの白星を挙げた。19年5月から右肘痛に苦しみ、20年11月にはじん帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)。
投げられないストレスから円形脱毛症になるなど、苦闘を経て1148日ぶりに戻った1軍マウンドで最速153キロを計測した。4位浮上に貢献し、期待のエース候補が表舞台に帰ってきた。

 味わってきた苦しみを涙が洗い流した。頬を伝った復活の“証”。この瞬間を才木は信じてきた。まだ背番号121だった今春、鳴尾浜球場で少しだけ視線を上げた。
「復活して投げることは、ずっと思い浮かべている。涙のヒーローインタビュー、そこまでイメージして…。あぁ…泣いちゃうな」。やってきた“本番”。やはり涙腺は決壊した。

 「こうやって痛みもなく、楽しんで野球ができるのがありがたい」

 初回に今季最速の153キロを計測するなど飛ばした。「2回からバテちゃったのは反省」。5回2死満塁では計76球目の直球で岡林を三邪飛に退けた。「真っすぐで打ち取れたのは自信になる」。3年ぶりの1軍マウンドには刺激が詰まっていた。

 「手術前の方がきつかった」。1軍から遠ざかった月日の陰陽は激しい。19年5月の2軍戦で打者1人に投げただけで降板。右肘痛との闘いの始まりだった。「朝、右手を使って体を起こすと、もう痛い。ドアを引いて“あっ、今日も痛いんだ”って」。毎日念じるようになった。
「朝起きて治ってないかな」。小さな希望は翌朝の激痛で打ち消される。早くメスを入れたかったのが本音。周囲の「大丈夫」の声に保存療法で快方を願ったが、“魔法”など存在しないことを知った。

 頭に違和感を覚えたのは、そんな時だ。「頭洗ってる時に、ん?ん?はげてる?」。小学生の時からストレスを抱えると無数の10円ハゲができた。
当時、理髪店の店員が母・久子さんに「いっぱいありますけど、髪を切って大丈夫?」と確認したほど。「手術前は結構できていた」。心身がむしばまれていた。

https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2022/07/04/kiji/20220704s00001173036000c.html

【【阪神】涙の復活勝利 才木浩人が苦しんでいた右肘痛、円形脱毛症、その時母は・・・・・】の続きを読む