<大阪マラソン>
◇26日◇大阪府庁前~大阪城公園前(42・195キロ)
阪神、ロッテで活躍した鳥谷敬氏(41=日刊スポーツ評論家)が、初マラソンに臨み、3時間16分前後で完走した。
ゴールから十数分後、テレビ出演した鳥谷氏は「3時間半を目指して、ハプニングがあっても(対処できるように)と。イメージ通りです」と笑顔で振り返った。同時に、目標タイム(3時間45分)を大きくクリアした安心感からか「これで自由だと思った」とも口にした。
平然とした表情でフィニッシュのゲートをくぐった鳥谷氏だが、その本音は「きついよ」。ゴール地点では、阪神時代の同僚だった能見篤史氏が待ち構えており、能見氏からの取材を受けた。
この直撃時にも、鳥谷氏は「きついよー、やばい。疲れた」と言いつつ、表情を崩さず。能見氏からは「めちゃめちゃ普通ですね~」とつっこまれ、鳥谷氏も苦笑した。
今大会は、NHKから読売テレビ、MBSテレビで“リレー”中継も。正午前後に38キロ地点を走る鳥谷氏の様子が映し出され、能見氏は、淡々とし、表情を変えずに走る鳥谷氏への不満? も漏らしていた。
能見氏は「(鳥谷氏が)もっと苦しい表情するかと思ったけど、全然しないですね。(鳥谷氏の苦しむ顔を)僕見たことないので、ぜひぜひ見たかった」と残念そうだったが、結局最後まで、苦しむ鳥谷氏の姿は見られず。
ただ、鳥谷氏自身は「38キロ地点から泣きそうでした。息は大丈夫でしたが、足回りが…。きつかった~。もう走りたくない」と思い起こしていた。
また、かつて大阪マラソンでリタイアも、完走も経験している*マヨネーズ小杉竜一は、表情を崩すことなくゴールした鳥谷氏に「すごい…。舌ぺろりですよ。かっこええ~」。現役時代、プロ野球歴代2位の1939試合連続出場を記録した鉄人の強さにぼうぜんとしていた。
https://www.nikkansports.com/m/baseball/news/202302260000478_m.html?mode=all
(出典 i.imgur.com)