これは嬉しい
1 首都圏の虎 ★ :2022/11/08(火) 12:19:16.04 ID:ql48Sr9J9.net
今年8月に海外フリーエージェント(FA)権を取得した阪神・西勇輝投手(31)が残留の意思を固めたことが7日、わかった。この日、西宮市内の球団事務所を訪れ、海外FA権を行使する意思を通知して、申請書類を提出。両リーグの複数球団が獲得への本格調査に乗り出していた中、権利を放棄する異例の「宣言残留」という男気の決断を下した。通算110勝右腕が、悲願のV奪回へ向けて15年目の来季シーズンに臨む。
来季の去就が注目されていた西勇が重大な決断を下した。この日、保有する海外FA権を行使する意思を、球団に通知して申請書類を提出。熟考の末に選択した道は権利を放棄して残留する異例の「宣言残留」だった。来季も猛虎の一員として悲願達成を目指す熱い思いを明かした。
「気持ちは固まりました。阪神で優勝したい。いろいろ考えた中で、その思いが一番強く、最後まで心に残った。阪神で(野球人生を)終わる覚悟でいるので、権利を持っておく必要もない。そのために行使しました」
阪神移籍4年目の今季も開幕から最後までローテーションを守り抜いた。先発として、チーム最多の24試合に登板した青柳に次ぐ23試合に登板。レギュラーシーズンでは9勝9敗ながら、防御率2・18はリーグ2位を誇った。完封数もリーグ最多タイの2回。「イニングイーター」の愛称にふさわしいフル回転ぶりで148回1/3を投げるなど5年連続で規定投球回数に到達。V奪回は逃したものの、投手陣の中心としてチームを支えた。
数字が証明するようにプロ14年目の今季も抜群の安定感は健在だった。その姿を阪神以外の球団も高く評価。11月10日には32歳となるものの年齢も若く、シーズン中から両リーグの複数球団が本格調査を進めていた。権利を行使すれば複数球団が獲得に乗り出すことは確実視されていたが、一方で阪神も流出阻止へ向けて残留交渉では全力で慰留。正式な契約合意には至っていないものの他球団とは交渉せず、残留する意向を固めた。
「球団からは条件ではなく熱い思いを伝えていただいた。とにかく(交渉役の)嶌村(球団)本部長、(査定担当の)横谷さんらの存在が大きかった。当時、矢野監督だったから阪神にきた。監督が代わってもやるべきことは変わらない」
18年オフに当時の矢野監督からラブコールを受けて阪神移籍を決断した。球団、そして前指揮官への恩返しは道半ば。その意思を権利放棄という形に変えた。残りの野球人生は、虎で全うする構え。チームでは現役最多の通算110勝を誇るベテランが悲願達成へ向けて右腕を振る。
▽西勇、18年のFA移籍 18年11月7日、オリックスに国内FA権の行使を表明。獲得に動いた阪神、ソフトバンク、DeNAに、残留を望むオリックスの4球団による争奪戦となった。12月7日、阪神と3度の交渉の末に移籍を決断。提示された4年総額10億円(金額は推定)はソフトバンクの4年総額15億円を下回ったが、西勇の“関西”へのこだわりと、3度目交渉に直接出馬した矢野監督の「ファンを喜ばせたい」の言葉が、第一の条件としてきた“誠意”と合致したのが決め手だった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/febef20114a7ca027dc8802152907b25d2f04d62
来季の去就が注目されていた西勇が重大な決断を下した。この日、保有する海外FA権を行使する意思を、球団に通知して申請書類を提出。熟考の末に選択した道は権利を放棄して残留する異例の「宣言残留」だった。来季も猛虎の一員として悲願達成を目指す熱い思いを明かした。
「気持ちは固まりました。阪神で優勝したい。いろいろ考えた中で、その思いが一番強く、最後まで心に残った。阪神で(野球人生を)終わる覚悟でいるので、権利を持っておく必要もない。そのために行使しました」
阪神移籍4年目の今季も開幕から最後までローテーションを守り抜いた。先発として、チーム最多の24試合に登板した青柳に次ぐ23試合に登板。レギュラーシーズンでは9勝9敗ながら、防御率2・18はリーグ2位を誇った。完封数もリーグ最多タイの2回。「イニングイーター」の愛称にふさわしいフル回転ぶりで148回1/3を投げるなど5年連続で規定投球回数に到達。V奪回は逃したものの、投手陣の中心としてチームを支えた。
数字が証明するようにプロ14年目の今季も抜群の安定感は健在だった。その姿を阪神以外の球団も高く評価。11月10日には32歳となるものの年齢も若く、シーズン中から両リーグの複数球団が本格調査を進めていた。権利を行使すれば複数球団が獲得に乗り出すことは確実視されていたが、一方で阪神も流出阻止へ向けて残留交渉では全力で慰留。正式な契約合意には至っていないものの他球団とは交渉せず、残留する意向を固めた。
「球団からは条件ではなく熱い思いを伝えていただいた。とにかく(交渉役の)嶌村(球団)本部長、(査定担当の)横谷さんらの存在が大きかった。当時、矢野監督だったから阪神にきた。監督が代わってもやるべきことは変わらない」
18年オフに当時の矢野監督からラブコールを受けて阪神移籍を決断した。球団、そして前指揮官への恩返しは道半ば。その意思を権利放棄という形に変えた。残りの野球人生は、虎で全うする構え。チームでは現役最多の通算110勝を誇るベテランが悲願達成へ向けて右腕を振る。
▽西勇、18年のFA移籍 18年11月7日、オリックスに国内FA権の行使を表明。獲得に動いた阪神、ソフトバンク、DeNAに、残留を望むオリックスの4球団による争奪戦となった。12月7日、阪神と3度の交渉の末に移籍を決断。提示された4年総額10億円(金額は推定)はソフトバンクの4年総額15億円を下回ったが、西勇の“関西”へのこだわりと、3度目交渉に直接出馬した矢野監督の「ファンを喜ばせたい」の言葉が、第一の条件としてきた“誠意”と合致したのが決め手だった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/febef20114a7ca027dc8802152907b25d2f04d62