※2022/05/25 17:23
日本野球機構(NPB)とプロ野球12球団は25日、「マイナビオールスターゲーム2022」の要項を発表した。今年は観客数を制限せずに開催する見通し。第1戦は7月26日に福岡ペイペイドーム(試合開始午後7時)、第2戦は翌27日に松山市の坊っちゃんスタジアム(同6時30分)で行う。
続きは↓
読売新聞オンライン: プロ野球・オールスター戦、観客数の制限なし…福岡と松山で開催.
https://www.yomiuri.co.jp/sports/npb/20220525-OYT1T50214/
カテゴリ: 野球
【少年野球】日本一の監督が現行制度の見直しを訴える!競技人口減少にもつながるその内容とは・・・
フルカウント2022.05.24
https://full-count.jp/2022/05/24/post1225476/
■2018&19年全国Vの「多賀少年野球クラブ」にも移籍した選手が在籍
滋賀・多賀町にある「多賀少年野球クラブ」を率いる辻正人監督は、少年野球で最も有名な指導者とも言われている。これまでの“常識”を覆して全国屈指のチームをつくった指揮官が、見直しを強く求めているのが「移籍問題」。チームを移った選手が一定期間、試合に出場できない仕組みに「子どもたちから野球を奪わないでほしい」「競技人口の減少に拍車をかける」と訴えている。
多賀少年野球クラブは、2018年と19年に頂点に立った高円宮賜杯全日本学童軟式野球大会「マクドナルド・トーナメント」への出場を今年も決めた。チームは少年野球の悪しき習慣とも言える怒声・罵声を禁止し、保護者のお茶当番もない。クラウドファンディングでチームのバスを購入したり、ノーサイン野球で全国制覇したり、常識に捉われない方針で、「世界一楽しく! 世界一強く!」を体現している。
いわゆる“スポ根”から脱却して以来、チームのメンバーは増えている。以前は1学年5人前後だったが、今は園児から小学6年生まで合わせて70人を超える。少年野球が直面する深刻な競技人口減少とは無縁だが、辻正人監督は野球界全体の問題として減少を食い止めたい思いを持っている。そこで疑問を投げかけるのは、移籍に関する仕組みだ。
「所属しているチームが合わないと思って近くのチームに移籍しようすると、子どもたちはしばらく選手登録ができません。移籍すらできないといった独自ルールを定めている地域もあります。野球をやりたい子がプレーできない。そんなひどいことはないですよ。一層、野球をする子どもが減っていきます」
全日本軟式野球連盟はチームの移籍について、「基本的に特別な理由がない限り、年度内の移籍登録はできない」としている。選手の引き抜き防止や、学区外のチームへ子どもだけで移動することによる安全面などを考慮しての制度だが、野球人口減少に歯止めをかけようとする動きに逆行しているとの見方もある。
野球を続けるために転校、両親と離れてホームステイする6年生
■多賀少年野球クラブにも、過去に移籍問題でプレーできなくなった選手がいる。6年生の井澤佑馬くんは岡山市で小学1年生から野球をしていたが、チームを離れた。一度は野球をあきらめたものの、多賀少年野球クラブの練習を体験し「また野球がしたい」と決意。滋賀県の小学校に転校し、両親と離れてホームステイしながら仲間と一緒に白球を追いかけている。
両親が多賀町を訪れるのは土日のみ。大好きな野球をするためとはいえ、小学生にとって簡単な決断ではない。それでも井澤くんは「チームの練習がない日も、友達と野球で遊んでいます。ずっと野球ができるので、大変なことはないです」と再び野球ができる環境を喜んでいる。
辻監督は野球人口減少に拍車がかかる危機感に加えて、簡単には移籍ができない仕組み自体に警鐘を鳴らしている。「どんな子どもでも合うチームはないと思います。合わない時に辞められないチームでこそ、問題が起きるのではないでしょうか。辞めたいのに辞められない会社に問題が多いのと同じです」。
居心地の悪さや苦痛を感じるチームに所属するのか、引っ越しやホームステイをして別のチームに移籍するのか。野球を続けたい子どもたちに与えられた選択肢を、大人たちはどのように感じているのだろうか。
間淳 / Jun Aida
【速報】プロ野球選手会が2022年の平均年棒を公表! 調査開始以降過去最高の4312万円になった模様
時事2022年05月16日17時31分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022051600770
労組日本プロ野球選手会(会沢翼会長=広島)は16日、同選手会に加入している支配下選手721人の2022年の年俸調査結果を発表し、平均は4312万円で、調査を始めた1980年以降で最高額となった。過去最高だった2020年より123万円増えた。
球団別ではソフトバンクが昨年より70万円増の7002万円で3年連続のトップ。巨人が6632万円で2位、楽天が球団最高の6035万円で3位。4位西武の4330万円、5位ヤクルトの4050万円もともに球団最高。12球団で最も低かったのは日本ハムの2817万円。
リーグ別ではパが最高の4545万円で、セは4074万円。新たに公表した契約更改満足度調査ではソフトバンクがトップ。西武、DeNAと続き、最下位は中日だった。
【高校野球】春季大阪大会準々決勝4試合の終了時刻が21時半近くになってしまう
スポニチ2022年5月15日 05:30
https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2022/05/15/kiji/20220515s00001002054000c.html
春季高校野球大阪大会準々決勝 履正社9-7大商大堺 ( 2022年5月14日 大阪シティ信用金庫スタジアム )
<大商大堺・履正社>試合終了で両チームナインが整列、時計の針は午後9時30分前を指していた(撮影・後藤 大輝)
14日の春季高校野球大阪大会は大阪シティ信用金庫スタジアム(舞洲)で準々決勝4試合を行い、第4試合の履正社―大商大堺は高校野球では異例の21時28分終了となった。
試合後に苦渋の表情を浮かべたのは大阪府高野連の入道美之理事長(66)だ。
「凄い試合が4つ、重なった。ここまで遅いのは僕の記憶にない。葛藤はあるが、日程的にやらざるを得なかったというのが本音です」
明け方まで降り続いた雨の影響で、9時を予定していた第1試合の大阪桐蔭―大体大浪商は46分遅れで始まった。第2試合の上宮―初芝立命館、第3試合の東海大大阪仰星―東大阪大柏原はいずれも延長戦にもつれる好ゲーム。第3試合からは5回終了後のグラウンド整備を省略して試合を進めたが、試合時間の劇的な短縮にはつながらなかった。第4試合の開始はプロ野球並みの18時49分。この試合も互いに点を取り合う2時間39分の乱打戦となった。
同理事長は、2会場に分けて開催する方式はできなかったのかとの問いに「他に使える球場もなかった」とし、雨で日程が流れ続けた影響で予備日の設定もなかった。
「本来なら、きょう(14日)が決勝の予定だった。仕方ないで済ませていいのかという葛藤がある。雨のせいにしてはいけないが、そこに行き着いてしまう」
15日には準決勝があり、東海大大阪仰星と履正社が10時開始の第1試合、大阪桐蔭と上宮が12時10分開始の第2試合を行う。遅い時間に準々決勝を終えた2チームが、早い時間に準決勝を行う組み合わせは例年通りとしながらも「反省せなあかんなというのはあります」(同理事長)と説明した。
連戦の疲労が試合に影響せず、すべての球児が最高のパフォーマンスを発揮することを願いたい。
【大学野球】東大野球部員がお手柄! 東大球場にいた窃盗犯を取り押さえる
読売新聞5/14(土)
https://www.yomiuri.co.jp/pluralphoto/20220514-OYT1I50079/
東京大学野球部の投手3人が、東大球場(東京都文京区)の観客席から財布入りの荷物を盗んだ男(71)を取り押さえた。男は大学施設を狙う窃盗の常習者とみられ、警視庁本富士署から3人に感謝状が贈られた。
3人は、法学部3年の青木麟太郎さん(20)と、教育学部4年の小高峯(こだかみね)頌大(おとはる)さん(23)、経済学部4年の松島司樹(かずき)さん(21)。
事件は4月23日土曜日の昼前に発生。午後からの練習試合に備え、球場に入った青木さんが、「TOKYO」と印字された野球部員のリュックサックを右肩にかけて屋外に出ていく高齢の男とすれ違った。
一瞬、「誰かの父親か」と思ったが、「よしっ」とつぶやいて立ち去る男に「怪しい」と直感した。「リュック、どうしたんですか」と尋ねると、男は「間違えた」と言ってリュックを投げつけ、猛然と走って逃げ出した。
青木さんが追う。近くにいた小高峯さんと松島さんも気づいて加わり、数十メートル先で追いついた。男は観念したのか、「警察に連絡してくれ」と言い放ち、その場に座り込んだ。
捜査関係者によると、駆けつけた警察官に窃盗容疑で逮捕された男は、4年前にも愛知県内の国立大で学生の荷物から現金を盗み、4月に刑務所を出たばかりだった。この日は都内の別の国立大でも更衣室などを物色していた。
リュックは2年生がバックネット裏の観客席に置いたもので、現金約1万5000円が入っていた。13日に感謝状を受け取った青木さんは「警察官が来るまで、男が逃げないかドキドキした。後輩の荷物を守れてよかった」と話した。